覇緑の賢者(旧)


      ――僕たちは互いに、なくてはならないもうひとり――

      破滅の彼女は  耳を塞いで目を伏せて、優しい過去を抱きつづける
      再生のその片翼は  忌むべき過去の在り処を消し去り、さらなる改変を望んだ

           はじまりはひとつの――罪とも云えぬ罪だった



◆登場人物◆
   〜Act:0   →イラスト有Ver.0
   Act:1〜   →イラスト有Ver.1

  *はじめに*
このお話はActによって異なる時間軸をもち、また、各章で異なるサブ主人公を中心に進みます。
本編の時系列は上から順となっていますが、Actまたは章を単独で読んでいただいても問題ありません。



[本編]


 序章:わずかに抱いていた親愛の崩壊と

Act:0――日向の章 【章結・改訂済】

「私は薬売りではなく薬師ですので」
 森の魔法使い
 紅き魔族
 潮騒の唄
 時読み

Act:1――幼子の章【章結】

「名前がないと不便でしょう。主に私が」
 光の庭
 翠風ふきぬけて
 稚鳥が巣立つとき
 赤と黒、その境界
 箱庭の先へ

Act:2――誓言の章

「あなたの望みはあなたが最も失いたくないものを殺す」
 ひとつの終わり
 その邂逅は必然か否か
 嘘つきの約束
 紡がれゆくもの
 無知の代償を払え
 たったひとつの願いごと

[SS]

    笑顔の条件:ある薬師に名を貰った女の話。『紅き魔族 3』読了後推奨。
    ゆうやけいろ:ひとりぼっちの黒豹が出会った『それ』とは……


[拍手お礼再録]

    忘れ去られた昔語り:拍手掲載時より大幅に加筆修正。『森の魔法使い』前。
    金色しっぽ、その理由:メイン×3の日常。時間軸不明
    魔法使いの弟子:Act:0、後日談
    不要、振り捨てて:Act:1、雨が連れてきた記憶
    闇月夜:占い師と食人鬼。むかしのお話。

    コンビに10の質問 セレン・ファル編 リィン・ラト編

[座談会]

    性格以外、似たもの同士……?(ラトとディック)



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